不動産トピックス

第21回不動産ソリューションフェア見どころ・【ブース出展】モス山形

2019.08.19 14:30

地球温暖化防止効果のコケ緑化システム ローコスト・軽量・簡単設置
 前回に引き続き、今回で2回目の出展となるモス山形(山形県山形市)は、「コケ緑化」を2ブースで展開する。  「乾燥に強く、土壌を必要としないコケは、緑化に最適です」と語るのは代表取締役の山本正幸氏。屋上緑化はもちろんのこと、壁面や、ちょっとしたスペースのコケ庭園などもお勧めだ。乾燥しても雨水のみで再生できるため、水やりの手間がかからずローコスト、しかも軽量で扱いやすい。
 「コケボード」は、発泡スチロールとコケ植物を一体化したものでトタン屋根や駐車場など、場所を選ばずに設置できる。断熱材の役割もはたし、コケボードを屋根に施工することで屋根表面温度を20度以上低減し、空調負荷を抑えることも可能。灌水・施肥・除草が不用でメンテナンスはローコスト。 
 「コケマット」は、コケと不織布をネットで多い、縫製して一体化したマットで接着剤やビス等で建物に固定できる。平面だけでなく法面にも対応可能だ。
 外壁材料がそのまま壁面緑化になる「植栽断熱発泡陶板GIF―T」は多孔質セラミックのフォームコアと陶磁器質のシェルフレームから成る複合素材。スナゴケを植栽し、遮熱機能も兼ね備えた壁面となる。
 コケには日向用のスナゴケ、日陰用のハイゴケ、ヤマゴケなど様々な種類がある。数種類のコケとモミジやナナカマド等を組み合わせた「コケインテリア」はオフィスや店舗などの室内用にぴったりだ。循環型潅水装置やLED照明を付け、流木や溶岩石で自然の風景が見事に再現された室内緑化は、癒しにもなる。空間に合わせてオーダーメイドができ、コケの変色が起こった場合にはコケの交換も可能だ。コケが敷き詰められたブースは一見の価値あり。

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