不動産トピックス

第20回不動産ソリューションフェア見どころ紹介「ビルの電気代を下げる3つの方法」

2018.10.09 17:23

講師:TNPスマート 代表取締役 富崎剛氏
10月17日 11時20分~12時10分 E会場

最大25%電気代削減に成功 ビルのコスト削減を専門とするコンサルタント会社
 2016年4月に多くのメディアで大々的に取り上げられた「電力の完全自由化」。独占状態だった既存電力会社以外の様々な電気小売り会社から自由に電気の供給が受けられるようになって以降、新電力への切り替えを考えるビルオーナーは増えている。しかし導入にあたり「どの程度メリットを出せるのか」、「大手電力会社よりも安くなるのか」など不安の声がビルオーナーから頻出している。確かに新電力に切り替えることで本当にコスト削減につながるのかは、一概に言えることではない。そもそも新電力を利用することで得られる効果は、ビルそれぞれの設備や状況など様々な要素によって異なってくる。新電力に切り替えれば必ず電力料が安くなるという保証はない。むしろ場合によっては、現在契約している既存電力会社が1番安い可能性もあるのだ。ビルオーナーは自社に最適な電力会社を見極める必要があり、そのために何社もの見積もりを出さなければならない。多忙なビルオーナーにとって新電力探しは大変な手間となりうるのだ。
 その手間を省き、かつビルごとに適切な電力料削減を提案するTNPスマート(東京都世田谷区)は、中小企業のコスト削減を専門とするコンサルタント事業を展開している。手続きは12カ月分の電力料金の請求書を提出するだけで済ませることが可能。そしてコスト削減の効果が出ない限り一切の報酬を受け取らない完全成功報酬型のサービスを行っている。
 同社では電力料削減を実現するために3つの手順を提案している。まずは現在契約している電力会社の契約内容の適正化。大手電力会社の契約内容は複雑かつ組み合わせによっては数百パターンになるケースもある。そのため個人ビルオーナーがすべて把握し管理することが困難なため、電力会社に過剰な電気代を支払っている可能性があるのだ。同社では電気使用状況や稼働状態などを調査し、正しい契約に変更することで電力料削減を実現させる。
 次に新電力会社への契約変更。現在、電力供給を小売りする新電力会社は500社を超える。同社はクライアントのビルに合った新電力会社を勧めると共に、削減額をより大きくするための契約方法などをコンサルティングしている。そして3つ目はLEDなどの省エネ機器の導入だ。これらの削減手順を組み合わせることにより、同社では確かな電力料の削減と省エネの効果を実現させて多くの実績を誇っている。同社の代表取締役・富崎剛氏は「これまで初期費用ゼロ・設備投資なしで最大25%の電力削減に成功した事例もあります。新電力会社への切り替えを決めた方もそうでない方も、まずはご相談いただければ総合的に調査します。当社はコスト削減を専門とするコンサルティング会社なので電力に限らず、今後も様々な分野で料金の削減・低減を実現する事業展開をしていきたいと思います」と力説。
   セミナーを通じて、ビルオーナーが誤解しやすいコスト削減のカラクリを説明するのが狙いだ。セミナーを聞けば電力の基礎が分かり、収益拡大のヒントにもつながる。

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