不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2016.08.22 16:24

■AGC旭硝子(東京都千代田区)は9月2日~10月29日まで、中央区京橋にある同社ショールーム「AGC studio」において建設に関わる人だけでなく、ビルオーナー、マンション理事会、工務店、設計士さらには住宅・建物の大型修繕を検討する人向けに「AGC旭硝子が考える2025年のまちのリノベーション展」を開催する。
 同展示会では開催期間中、窓辺材ばかりでなく普段あまり触れることのない屋根防水塗料等の同社製品に、「見て」、「触って」、「体感」できる展示や、商品の性能について紹介する。また、リノベーションに関する制度、施工事例などを紹介するセミナーも開催。リノベーション個別相談会も実施予定。


■総合不動産サービス大手のJLL(米国シカゴ)は18日、アジア太平洋地域で20年の実績を有するインテリアデザイン会社のPDMインターナショナル社(以下、PDM)を買収した。2015年以来、40件以上、約12億米ドルの価値に相当する買収を実施している。
 PDMは180名の専門スタッフを有し、オフィス、リテール、ホスピタリティ、レジデンシャル、レジャー分野において、革新的かつクリエイティブなデザインや建築のソリューションを提供している。JLLアジア・パシフィックコーポレート・ソリューションCEOのJordi Martin氏は次のように説明する。
 「本件は、JLLがアジア太平洋地域で提供するプロジェクト・開発マネジメントサービスにとって素晴らしいニュースです。PDMのデザイン並びに建築に関する専門的なノウハウは、JLLが有するプロジェクト、開発マネジメント力を補完する専門性であり、それらを融合することにより、JLLは地域全体で一貫した包括的なサービスを提供することが可能になります」  
 一方、PDMの共同創設者であるMarcus Foley氏は次のように述べている。
 「PDMがJLLグループの傘下に入ることになり、うれしく思います。PDMの専門性やアジアでのビジネスは、JLLのビジネス戦 略とも合致しています。これからJLLとともにビジネスをすることを楽しみにしています」  
 今回の買収により、JLLは新たに北京、上海、バンコク、クアラルンプール、ソウルを含む19都市でデザイン・建築のサービス提供が可能になる。プロジェクト・開発マネジメントサービスについては、引き続き27都市で提供する。 
 

■国土交通省は平成28年度の予算事業として、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに委託し建設業の女性活躍を応援するためのキャンペーンを行う。同省では平成26年8月に、建設業に携わる女性技術者・技能者を5年以内に倍増することを目指し「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を策定。建設業に対する女性や若者の認知度が低いことが課題となっていることから、吉本興業グループ所属タレント「おかずクラブ」をメーンキャラクターに建設業で活躍する女性の姿を取り上げ、建設業の魅力を発信するグループ「おうちクラブ」を結成した。

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