不動産トピックス

編集後記

2009.07.20 16:51

 ビル内のエレベーターで、同乗者が会話していた内容が興味深いと思ったことがあった。「あの時はまだ先進的過ぎて受け入れらなかった。しかし定期借家契約はこれからだ」。普通借家契約が当たり前の当時では、5年や10年で契約を一から仕切り直すという考えは、確かに先進的な考えだったのだろう。「いつかは誰かがやらねばならないことがある。だからうちがやる」と話したのは、元サントリー会長の佐治敬三氏。成果が実らなかった事業も数多かっただろう。しかし成果あっての行動ではなく、あくまで行動あっての成果なのだと基本に立ち返る一日であった。

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