不動産トピックス

今週の一冊

2008.12.08 13:43

借地借家の法律と書式が網羅された1冊

改訂新版 借地借家法の法律と基本書式フォーマット108
監修:高橋裕次郎
出版社:三修社
発行:平成20年12月10日
価格:1600円

 ビルオーナーにとって、テナントとのトラブルをいかに回避するかということが重要であり、現在もトラブルを抱える方もいることだろう。またテナントにとっても、こういったトラブルは避けたいところである。そのような悩みを抱えた方にとって役に立つのが本書である。
 本書の特長は、借地借家の法律と書式が網羅されており、契約締結から更新、変更、解約まで丁寧に解説している。さらに、賃貸住宅標準契約書や事業用定期借地権設定契約書など、108の書式も掲載されている。平成20年1月に改訂された借地借家法にも対応しており、貸主と借主のどちらにも便利な1冊となっている。
 全6章から構成されており、各章の冒頭でポイントとして、作成上の注意事項や補足などを分かりやすく解説している。6章では、「困ったときの法的手段と書式」と題して、支払催促のやり方、また通常訴訟手続きの流れなどを取り上げている。
 本書の監修を務めるのは、高橋裕次郎氏。高橋氏は、東京弁護士会所属の弁護士であり、一般民事事件や相続の家事事件、企業法務を中心とした商事事件など幅広く実務をこなしている

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