不動産トピックス

交遊録 今村昌平監督の教えを元に施設運営

2005.06.20 15:12

 横浜中華街の商業施設「DASKA」を運営する横浜大世界専務取締役の平野均氏は、日本映画学校の出身である。同学校はカンヌ映画祭でパルムドールを2度受賞した映画監督今村昌平氏が学長である。平野氏は日本映画学校の1期生であったことから、今村監督からも度々指導を受けたそうだ。平野氏は映画製作の夢を諦め、商業施設の運営の道に入ることになったが、人に夢を与えるという意味では共通することが多く、今村監督の教えが現職に役立つことも多いとのこと。同氏は今でも映画界で従事する仲間と親交がある。世界中から新作が期待されている今村監督の近況については、体調が悪く撮影できる状態にないという。同氏は75歳で撮影し平成14年に公開された「赤い橋の下のぬるい水」が遺作になってしまうのではと心配しているそうだ。

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