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相模原市に「COTOE橋本」開業 既存建物を再生してNSC型の商業施設に

2026.06.08 11:25

 大和ハウス工業(大阪市北区)は先月29日、神奈川県相模原市緑区で開発を進めていた複合商業施設「COTOE(コトエ)橋本」を開業した。
 同社グループでは2018年より、既存住宅の売買仲介、買取販売、リノベーション・リフォームなどの住宅ストック事業のブランド「Livness(リブネス)」を立ち上げ展開している。2024年には非住宅分野の再生販売にも参入。「BIZ Livness(ビズ リブネス)と冠して、これまでに300棟以上の商業施設や事業施設の買取、再生、販売まで一貫して手掛けてきた。建物を解体しないことから工費の削減、CO2排出量の抑制することで環境負荷の低減にも寄与する。
 今回開業を迎えた「COTOE橋本」は「BIZ Livness」の一環として誕生したNSC型の商業施設。築20年、旧「コーナン相模原西橋本店」の建物を改修して再生した事例となる。「COTOE」シリーズとしては2022年4月に開業した「COTOE流山おおたかの森」に続く第2弾物件だ。
 同施設はJR・京王「橋本」駅から徒歩約13分、「相模原」ICから約4kmの電車、車双方のアクセスに優れた場所に立地する。延床面積4万1697㎡、敷地面積1万9878㎡、鉄骨造の地上4階建て。1~2階が店舗、3~4階が駐車場で構成される。スーパーマーケットのヤオコーとビックカメラ、ニトリを核テナントとし、物販・飲食・サービス・クリニック等21店舗の開業が決まっている(うち4店舗は夏開業)。
 施設の象徴となるのは、2019年のリニア中央新幹線新駅建設に伴って移転した神奈川県立相原高校のシンボルツリーであった「クスノキ」。1923年の開校時に植樹されたが、保全困難のために2025年に伐採。伐採に先立ってクスノキの種から育てられた「クスノキ2世」を相原高校と連携し、「COTOE橋本」の敷地北東部に移設したという経緯となる。
 「COTOE橋本」においては太陽光発電システムやLED照明、高効率空調を導入することにより建物省エネルギー性能表示制度の「BELS」による「ZEB Oriented」を取得予定。今後同施設では、年間来場400万人、年間売上100億円を目指し事業を推進していく構えだ。




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