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日鉄興和/不燃建築公社 地上12階の複合ビルを18階マンションに建替え 地上権を所有権に変換し実現

2026.06.08 11:38
日鉄興和不動産(東京都港区)と首都圏不燃建築公社(東京都港区)は、高輪ビルマンション建替組合の参加組合員として参画する「高輪ビルマンション建替え事業」について、5月8日に東京都港区から権利変換の認可を受けたと発表した。
事業地は東京都港区高輪一丁目、東京メトロ「白金高輪」駅から徒歩3分。事業は同地に建つ複合ビル「高輪ビル」を建替えるもので、建替え後のビルは敷地面積約1772㎡、延床面積約1万2500㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造地上18階建て、総戸数103戸の住宅と店舗を備える複合マンションとなる。
複雑な権利関係を整理するため建替組合で底地を取得し、既存ビルの地上権割合に準じて権利変換をすることで所有権化を行う。地上権マンションの隣地を取り込み所有権マンションへ建替える点や合意形成上の工夫など、建替え事業としてのスキームが評価され、国土交通省の令和6年度「マンションストック長寿命化等モデル事業」として採択されている。
建替え後のマンションには、防災対策としてマンホールトイレや防災倉庫等を設置する。また、敷地内には緑地などを計画。南側の隣地の区立高松くすのき公園とつながる立体的な緑の景観や、快適で安全な歩行空間を形成する。歩道が狭くなる部分は周辺に開かれたポケット広場も計画する。
「高輪ビル」は敷地面積約1250㎡、延床面積約5089㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造地上12階建て、総戸数40戸の住宅、事務所、店舗用途の複合マンション。竣工は1967年。漏水事故が多発するなどの老朽化に加え、2015年に実施された耐震診断では倒壊または崩壊する可能性が高いと判定され、再生検討を本格的に開始。建替えが最善であるとされたことから2024年2月に建替え決議が可決、建替えに至った。



