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「ウイルスガードユニット キリキリン」開発 霧状の除菌剤を衣服に噴霧する除菌装置

2021.04.05 10:54

 ビジネスホテルを展開するスーパーホテル(大阪市西区)のグループ会社で清掃業を営むスーパーホテルクリーン(東京都中央区)は、霧状の除菌剤を衣服に向けて自動噴射する除菌装置「ウイルスガードユニット キリキリン」を、産業用ノズル国内トップメーカーのいけうち(大阪市西区)と共同開発した。3月29日から法人向けに発売を開始した。31日には試験的に導入している「スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口」記者向けのデモンストレーションが実施された。
 昨年4月、新型コロナウイルスが国内で猛威を振るう中で「スーパーホテル 大阪天然温泉」がコロナウイルス軽症者や無症状の患者を受け入れていた。その際に来館者や従業員の健康を守るために除菌装置の導入を検討し、国産の製品がないことに課題を感じたのが開発のきっかけとなったという。
 開発した装置「ウイルスガードユニット キリキリン」は、高さ133cmの縦型の親機と子機を向かい合わせてゲートのように置く仕様となる。施設入り口の室内両脇に設置し、人が通るとセンサーが反応。親機と子機それぞれ5カ所に取り付けた計10個のノズルから、人の衣服が濡れない程度の超微細な霧(ミスト)を3秒間噴霧する。
 除菌剤はコロナ対策で一般的に利用されている5種類の中から用途に応じて選べる。装置下部に設置しているタンクの容量は20ℓで、1回の充填で最大約1600回(1階の噴霧時間の基本設定は約3秒間)の噴霧が可能となる。
 価格は税込み220万円で、映画館やホテル、競技場、イベント会場、各種商業施設やビルでの需要を見込んでおり、1年間で1000台の販売を目指すとしている。


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