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「オフィス向け宅配ロッカー」設置すすむ コロナによる在宅勤務でも荷物の受け取り可能

2020.07.06 14:38

 フルタイムシステム(東京都千代田区)が開発したオフィス向け宅配ロッカー「フルタイムロッカーoffice」が、三井不動産グループで採用された。
 設置されたのは、三井不動産(東京都中央区)関西支社、三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)関西支店、サンライフ・クリエイション(東京都中央区)関西支店の3社が共同で使用するオフィスのエントランス。
 「フルタイムロッカー office」は、フルタイムシステムが販売する宅配ロッカーをオフィス向けにカスタマイズした、コンピュータ制御式のロッカー。誰でも簡単に操作できるよう、視認性の高いタッチパネルを使用している。専用ICカードをかざすだけで荷物の受取や履歴管理ができるほか、ロッカーに荷物が届くと着荷のお知らせメールが届くなど、利便性にも配慮した設計となっている。
 三井不動産、三井不動産レジデンシャル、サンライフ・クリエイション各社が入居する関西オフィスでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴いテレワークを実施する一方で、タイムリーに事務所宛の荷物の受取りができないことによる業務効率の低下が懸念された。
 従業員の安全確保を最優先しつつ、効率良く付加価値の高い仕事ができるよう業務環境を整える取り組みとして、今回の導入が決定した。

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