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アズビル 「赤外線アレイセンサ」発売 赤外線で室内環境変化を予測し、室温が変化する前に空調を制御

2020.02.17 17:48

 アズビル(東京都千代田区)は今月13日より、ビル向けの新システム「赤外線アレイセンサシステム」を発売した。
 同システムは、室内の天井や壁面に設置して赤外線を検出し、温度を測定する赤外線アレイセンサと、センサからの情報を基に、発熱量、人の位置や推定人数などを算出するコントローラで構成される。人の増減や日射の変化などをリアルタイムに捉え、室温が変化して在室者が暑さ・寒さを感じる前に空調を調整する。また、人の位置と推定人数を基にした制御により、不在エリアは空調を弱め、照明を暗くするなどして、省エネルギーを図ることができる。さらに、赤外線アレイセンサは、室内に調和する形状を採用し、設置方法や天井の高さに応じたラインナップを取り揃えており、多様な設置方法に対応できる。
 受付エリア、会議室等、人の出入りの多い広い空間で快適性と省エネルギーを両立することができる。また防犯対策、データセンターの温熱環境など、安全・安心が求められる用途への展開も予定している。

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