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「(仮称))阪急阪神銀座3丁目ビル」来春誕生 核テナントに資生堂のグローバルブランド

2019.09.30 18:06

阪急阪神不動産初の商業施設
 阪急阪神不動産(大阪市北区)は、2020年4月の開業を目途に、銀座エリアでグループ初の商業施設となる「(仮称)阪急阪神銀座3丁目ビル」の建設を進める。
 同ビルの核テナントとして、地下1階~地上2階までの3フロアに資生堂(東京都中央区)のグローバルプレステージブランド「SHISEIDO」も出店。同店舗は世界85の国と地域で展開されている「SHISEIDO」初のブランド旗艦店として、世界最大規模の路面店となる。
 建物は地上11階地下1階、敷地面積305㎡、延床面積2924㎡。東京メトロ「銀座」駅から徒歩1分、並木通りと松屋通りの交差点角地という利便性と視認性を合わせ持った立地に誕生。上質な暮らしにプラスアルファの価値を求める人々や、美容・健康に関心の高い人々をターゲットとする。訪れる人々が心地よく充実した時間を過ごせ、銀座で新たなトレンドを創造できる商業施設を目指していく。
 建物デザインはカーテンウォールを採用し、一部に銀座の特徴の一つである柳や並木をモチーフとしたアートフィルムを取り入れることで街並みとの調和を図る。
 阪急阪神ホールディングスグループでは、「長期ビジョン2025」において、首都圏での事業展開を重要な戦略の一つとして掲げている。都心立地における開発・賃貸事業に取り組み収益基盤の強化を図るとともに、街の魅力が高まる施設づくりに努める。

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