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日鉄興和不動産の会員制シェアオフィス第1弾「WAW日本橋」オープン

2019.09.30 18:07

 日鉄興和不動産(東京都港区)は30日、今年3月に竣工した「日鉄日本橋ビル」3階に、会員制シェアオフィス事業の第1弾「WAW(ワウ)日本橋」を開設した。
 同社は先月に会員制シェアオフィス事業への参入を発表。4月に施行された働き方改革関連法案等を背景に増大する「多様な働き方」ニーズへの対応、また増加傾向にある新しい「借り方」需要(利用面積や利用期間の柔軟性、仕事場を自社専用オフィスに限定しない考え方の広がり)を取り込み、将来の事業領域拡大を狙いとして開始。シリーズ名称は「WAW(ワウ)」。WORK AND WONDERをカタチにする空間「ワクワクする気持ち、ワクワクする空間」や「WA(和、輪)=ゼロからのつながり・広がりを築ける場所」をコンセプトにネーミングした。
 26日にはプレス内覧会を開催。冒頭で常務取締役 賃貸事業本部長の古田克哉氏が登壇し「当社は働く中でWAWを生み出すには、しっかりとした土台となるコンディションが必要と考えます。ベースとして「OPENNESS(=企業と人、企業同士が垣根なく繋がれる場)」、「WELLNESS(=健康と健全な心と身体 Well Beingであること)」をテーマに、ソフト・ハード両面の環境を整備し、快適な空間とサービスを利用者様に提供します」と語る。
 「WAW日本橋」の施設面積は977・61㎡(約295・72坪)。施設を全ての会員・ゲストが利用できるオープンエリアと、セキュリティが確保されたプライベートエリアの2つに構築。オープンエリアは、フリーアドレスオフィス60席や4名用の個室を5室、更に6名用2室と8名用1室からなる会議室3室を用意した。一方プライベートエリアは、個室28室とデスク席17席を用意。個室は1名用から13名まで対応可能な様々な広さ・タイプの個室を用意し、オフィス家具も備え付けと自社で用意しオフィスレイアウトを組める環境を準備している。
 同プロジェクトに携わる賃貸事業企画部の横山聡氏は「WAW日本橋」の特色について、「開放的でシームレスな空間設計やそれぞれの働き方に合せた什器を選択できるプラン、WELLNESSを意識したサービス内容などが挙げられます。またオープンエリアにガラス張りの見せる個室『Pop―Upオフィス』を設置しました。ワークスペースとしての利用はもちろん、ショールームや商談スペースとしても対応可能です」と語り、利用に関する問い合わせも多く寄せられている。既に数社のプロジェクトチームの利用もほぼ決まっていることから、開設して早々に高稼働となることも想定される。
 同社は第2弾となる「WAW赤坂」を、10月下旬に「アークヒルズフロントタワー」でオープンする予定だ。既に開設準備に入っており、「WAW」シリーズの普及・拡大も見込まれる。


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