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福岡市 旧青果市場跡地活用の事業者を決定

2018.07.23 12:33

 福岡県福岡市は、博多区那珂に所在する青果市場跡地の活用事業について1月30日より事業者公募を実施。同事業には4グループから提案書の提出があり、「青果市場跡地活用事業提案評価委員会」において内容評価が行われた。その結果、三井不動産(東京都中央区)を代表企業とし、九州電力(福岡市中央区)と西日本鉄道(福岡市中央区)を構成企業とするグループに事業予定者を決定したと発表した。
 旧青果市場は昭和43年に開場して以来、市の青果物流の拠点としての役割を担ってきた。しかし施設の狭あい化・老朽化などにより、2016年2月に東区の人工島「福岡アイランドシティ」に東部市場及び西部市場とともに統合移転し、2015年度末をもって閉場した。青果市場跡地については新市場用地取得の財源とすることから、跡地処分を行うものであるが、処分に際しては8haを超える敷地規模や、広域交通拠点である福岡空港や「博多」駅と近接した立地環境を踏まえ、地域や福岡市の魅力あるまちづくりに寄与する跡地活用が期待される。一方で、跡地活用が周辺に与える影響も大きいことから、交通や周辺環境への配慮、地域貢献などの視点も重要とされている。
 三井不動産らの企業グループが提出した事業の基本方針は「出会いの広場~そして次の景色へ~」。「花」と「森」をテーマとした2つのエントランスを配置し、屋上緑化や農園などによる緑化を実施。緑化面積は約1万7000㎡で、緑化率は20%超となる予定である。街区内には職業体験施設や体験農園、フードマーケットなどの機能を整備するほか、多機能な10の広場を設置するなど周辺地域の生活の質の向上に貢献しながら開かれたまちづくりが展開される。


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