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東急不動産 岩手・一関で営農型メガソーラーが完成
2018.07.23 12:31
東急不動産(東京都港区)とリニューアブル・ジャパン(東京都港区)、日本アジア投資(東京都千代田区)は19日、岩手県一関市藤沢において東北銀行(岩手県盛岡市)からプロジェクトファイナンスの手法による融資を受け、開発中であった営農型発電所(ソーラーシェアリング)が完成したと発表した。
同発電所は、大麦の栽培とソーラー発電を両立し、耕作に必要な太陽光を確保するため、一定の間隔を開けて太陽光発電パネルを並べることで、太陽光を農業と発電でシェアする。また、同発電所では、再生可能エネルギーを積極的に導入する一関市が、立地協定を結ぶリニューアブル・ジャパンと計画し、藤沢農業振興公社、営農者および、地権者や関係各社との協議を経て実現した。発電事業者である吉高鈴ヶ沢(東京都港区)と公社との間で締結された営農支援業務委託契約に基づき、発電事業収入の一部を20年間に渡り営農支援費用として公社へ支払い、地域創生にも貢献していく。
敷地面積は5万8625㎡で、年間想定発電量は約304万kwhと一般家庭687世帯の年間使用量を賄える発電量に相当する。