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三菱地所 街なかで「困っている人」を検知し警備員に通知

2018.01.15 12:39

“新たなおもてなし”実証実験
 三菱地所(東京都千代田区)と綜合警備保障(東京都港区、以下ALSOK)、PKSHA Technology(東京都文京区)は、ALSOKが導入するAI/ディープラーニングエンジンをもとに、街なかで困っている人の行動を自動検知する「新たなおもてなしサービス」の実証実験を22日より実施する。従来は警備員の目視により行っていた見回りをAIで分析して補助し、よりきめ細やかな状況把握を目指す。
 実験が行われるのは三菱地所が保有する千代田区丸の内の「新丸の内ビルディング」。同ビルの地下1階に設置したカメラの映像を前述のラーニングエンジンで解析。「道に迷いあたりを見回している」、「体調が悪くしゃがみこんでいる」など困っている人の行動を自動的に検知し、巡回警備員が所持するスマートフォンに通知。来街者、来館者へのサービス向上だけでなく、エリアのセキュリティ向上や事故防止につながることが期待されている。 実験は31日まで。

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