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大成建設 ひび割れを抑制 RC建築を長寿命化

2017.03.13 13:52

 大成建設(東京都新宿区)は鉄筋コンクリート構造物(RC造)の主鉄筋と、細いステンレス鉄筋やCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を組み合わせて配置することで曲げひび割れ幅を制御する工法「T―CrackControl Flecure」を開発した。
 RC造の主鉄筋とコンクリート表面の間に主鉄筋よりも細く、耐食性に優れたステンレス鉄筋やCFRPを曲げひび割れ制御材として配置することでひび割れ間隔を狭めると同時にひび割れ幅を低減する。
 RC造の耐久性を向上させるとともに主鉄筋の段数や主鉄筋量を減らすことによってコストを削減できる。
 今後、土木、建築分野を問わず常時土水圧などの外力が作用し、耐久性の向上が求められるRC造に対して曲げひび割れ幅を低減する工法として積極的に採用していく。

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