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日本土地建物 「京橋エドグラン」11月25日開業 京橋の老舗など34店舗ラインアップ

2016.09.26 13:28

 日本土地建物(東京都千代田区)が参画する京橋二丁目西地区市街地地区再開発組合は開発を進めている「京橋エドグラン」に出店予定の全34店舗を発表。開業日を11月25日に決定した。
 東京メトロ「京橋」駅直結、JR「東京」駅徒歩5分という好立地。中央区指定有形文化財の「明治屋京橋ビル」を保存・再生し、中央通り側から見て対になる再開発低層部はガラスファザードを採用する等「明治京橋ビル」の歴史的価値やデザインとの対比を強調しながらお互いを引き立て合う外観としている。
 施設コンセプトは京橋の特長を踏まえ「歴史と未来の交差点」。江戸から連綿と続くまちづくりを受け継ぎつつ新しいビジネスやカルチャー、東京の玄関口、「東京」駅東エリアのリーディングプロジェクトとして未来に向かって人が集う、そんな時空が交差する場所になっていきたいという想いが込められている。
 入居する店舗も特徴的だ。旗艦店として「トシ・ヨロイヅカ 東京」が登場。カフェを併設したパティスリーが誕生する。また、柔らかくヘルシーな赤身肉が特徴のニュージーランド料理を堪能できる「ぐりるてる」や高級焼肉店を展開するトラジ(東京都江東区)が手がける「焼肉ビストロ 牛印」といった新業態店舗も入居。また、京橋の老舗洋食レストラン「京橋モルチェ」が復活、明治屋が手掛ける「明治屋ワイン亭」など、京橋ゆかりの店舗も出店する。一方、ビジネスや観光のハブとしての魅力を高めるべく「SENQ(センク)京橋」や「中央区観光情報センター」も併せて開業。日本土地建物が運営するワークプレイス「センク」はベンチャー・スタートアップやクリエーターなど多様な業界から先駆者が集まり、オープンイノベーションを加速させる協業と共創の場を目指す。

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