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三菱地所 首都圏で開発加速 高機能物流施設「ロジクロス厚木」着工

2016.04.25 17:52

 三菱地所(東京都千代田区)は神奈川県厚木市上落合において地上4階建て延床面積約2万9900㎡のマルチテナント型物流施設「ロジクロス厚木」を5月6日に着工すると発表した。竣工は平成29年3月を予定。
 同社単独開発の物流施設としては「ロジクロス福岡久山」に続く第2弾となる。「ロジクロス厚木」は、足元の厚木市を中心に都心部消費地への配送をはじめ、圏央道・東名高速道路・国道129号線へのアクセスが良好であることから首都圏広域並びに関西・東海地方への配送も可能とする戦略的物流拠点となりうる。さらに平成30年の新東名高速道路の開通により、物流適地としての評価が高まっていくことが期待されている。
 加えて同計画地は小田急小田原線「愛甲石田」駅から徒歩約20分、路線バスの運行があること、周辺に住宅地を抱えていることから雇用確保の面においても良好な環境といえる。施設計画では、職場環境に配慮し喫煙室・パウダールーム・ドライバー用トイレ等の実用性の高いアメニティの充実を図っている。これらの施設計画が評価され日本政策投資銀行(東京都千代田区)による「DBJ Green Building 認証制度」で「極めて優れた『環境・社会への配慮』されたビル」としてPlan認証を付与された。
 同社は首都圏・関西圏・中京圏等の大都市圏で3件の物流施設の開発を進めており、加えて千葉県習志野市において新たな開発用地を取得し、同計画に続く首都圏での物流施設開発を予定している。今後も年間2~4件の開発用地取得を目指し、積極的に物流施設の開発に取り組んでいく。

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