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三鬼商事 熊本市中心部の45棟対象 熊本地震オフィスビル被害状況を調査

2016.04.25 17:54

使用不能に見えたビルは幸いゼロ
 大手における仲介会社の三鬼商事(東京都中央区)は、先般発生した「熊本地震」において現地に社員を派遣し、19日14時時点で各ビルの被害状況調査を実施。震災から混乱状況が続く中、オーナーと直接連絡が取ることが困難だったため、ビルの外観から被害状況を判断した。
 熊本市内にある延床面積100坪以上の主要賃貸事務所ビル51棟のうち、中心部にある45棟を調査。被害状況はⅠ~Ⅳタイプに分類。Ⅰタイプの被害状況は「無傷」で12棟。Ⅱタイプは「外観上ダメージはあるが短期間の復旧で使用できそうなビル」で32棟。内部の設備関係にダメージがあれば復旧までに数日から1カ月程度かかると思われる。Ⅲタイプ「外観上強いダメージがあり復旧に時間がかかりそうなビル」は1棟。塔屋煙突が落下する危険性があり、立ち入りが禁止されていたという。Ⅳタイプの「倒壊やフロア崩壊、ビルの傾斜等により使用不能に見えたビル」は0棟だった。

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