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東急コミュニティー マンションの状態が一目でわかる「建診カルテ」来月から管理組合に対し順次サービスを展開

2015.11.23 14:34

 東急コミュニティー(東京都世田谷区)は、マンション管理における技術管理サービスの強化を目指し、マンションの状態・経過・修繕履歴といった維持保全情報を管理するシステムを開発した。12月より管理組合に対し、マンションの状態が一目でわかる「建診カルテ」を報告書として提出するサービスを首都圏から順次展開する。
 維持保全サービス「建診力(けんしんりょく)」は、マンションの築年数や状態に応じて、長期的な維持・メンテナンスのライフサイクルプランを提案する管理サービス。不動産市場は新築住宅供給が減少し、ストックの活用へと大きく転換していく中、長く資産価値を維持・向上するマンション管理への関心が高まっている。同社には建築・設備の管理を専門とした技術系社員が約1500名在籍しており、その数は業界でもトップクラスである。この体制とこれまで培ってきた技術力、新たに開発した「建診カルテシステム」による技術情報の活用で、資産価値の維持向上とサービスの品質向上を強化するとしている。
 「建診カルテ」は、毎年設備機器・建物状況を技術員が点検し、総合調査結果をまとめた報告書である。点検や修繕履歴など、建診カルテシステムで経年管理しているそれぞれの建物・設備の状態を、人間の健康診断書をモデルに、「異常なし(A判定)・経過観察(B判定)・要修繕(C判定)・緊急修繕(D判定)」の4段階で表示し、設備などの専門知識のないマンション管理組合役員でも、建物の状態を一目で判断できる資料を作成。また、過去の判定結果も併せて記載することで、新任の役員でも経過がわかる内容となっている。
 同社はより資産価値維持向上に関心が高まる中で、今後マンション管理組合の役員だけではなく、総会時に各区分所有者に配布するなど、理解促進を図っていくとしている。


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