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朝日新聞社 「銀座朝日ビル(仮称)」建設を発表

2015.04.06 13:07

 朝日新聞社(東京都中央区)は東京都中央区銀座6丁目の所有地に地上12階地下2階の新ビル「銀座朝日ビル(仮称)」を建設すると発表した。計画地はブランドショップや老舗が並ぶ並木通りに面し、東京メトロ「銀座」駅から徒歩3分の銀座の中心部にある。建物の延床面積は約1万6000㎡、1階、2階には並木通りにふさわしい店舗を誘致し、3階~12階のホテル部分は国際級のラグジュアリーホテルを展開する予定だ。ファサード(建物外観)は「『100年の灯』~次代をてらす灯、宿る思い~」をコンセプトとし、銀座の街並みと調和した品格と拡張のあるデザインを実現する。
 大阪で誕生した同社は明治21年(1888年)、めさまし新聞を買収して東京での創刊を果たし、その2カ月後に計画地(当時、京橋区滝山町)に建物を取得。それ以来、昭和2年(1927年)に有楽町に本社を移転するまでの間、この地を東京の拠点として新聞を発行してきた。
 計画地にある昭和39年竣工の旧ビルは既に解体工事に入っており、解体が終了する来年2月に新築工事に着手、その翌年秋に竣工する予定だ。実施設計、解体、新築工事は鹿島建設(東京都港区)が請け負い、総事業費は解体費等を含め約130億円となっている。

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