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野村不動産ホールディングス シニアビジネスに参入 社会のニーズに応える
2015.04.06 13:05
野村不動産ホールディングス(東京都新宿区)はシニアビジネスの社会的意義と成長性から、同ビジネスを新たなる同社グループの挑戦分野と位置づけて推進していくため、「野村不動産ウェルネス」を設立したと発表した。
今回、設立に至った背景には人口のピークアウト、少子高齢化、単身高齢者の増加など社会環境は激変し、ニーズも多様化していることがある。そのなかで同社はシニア世代のひとつひとつのニーズに応えることで持続的な成長が可能になると見込み、このたびの参入となった。
新会社ではシニア向け住宅の開発企画及び運営を行うとともに、グループ全体の連携を高め、多世代が暮らしやすい、魅力的な街づくりを行い、10年で40棟・5000戸の供給を目指す。また介護事業の成長・拡大を望む企業との連携も模索しながら、様々なサービスの提供を視野に、満足度向上を図っていく予定だ。