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日本メンテナンス協会 4月1日本格始動 独立系ビルメン会社の技術向上を目指す

2015.03.30 16:34

 独立系ビルメンテナンス会社のための一般社団法人、日本メンテナンス協会(東京都千代田区)が4月1日より本格始動する。
 協会設立の経緯は独立系企業によるビルの設備管理に対して「スマート管理」の普及を進めていくため。当面は遠隔操作が可能なエレベータ監視装置を協会加盟企業へ提供し、エレベーターの遠隔点検、遠隔管理のノウハウを提供する。遠隔型のエレベーター監視装置はすでにメーカー系メンテナンス会社では普及が進んでいるもの。同協会の理事長、鮎川秀行氏は「従前までのメンテナンス会社のサービスは『安かろう悪かろう』が主流。メーカー系との技術力の差を均一化することで、業界の信頼獲得を目指す」と意気込みを語る。監視装置を導入することで簡易点検は遠隔地から行うことができ、故障発生時も遠隔で原因特定を行うことが可能。修理のための出動回数を減らすことができる。
 「独立系メンテナンス会社へスマート管理が普及すれば、メーカー系に比べて安いというメリットを維持したまま、業界全体の技術やサービスの底上げを実現できます」(鮎川氏)
 将来的にはエレベーターだけでなく、ビルのあらゆる設備管理において技術力向上に繋がるノウハウを提供。メンテナンス会社の技術水準に対する明確で信頼性のある証明書を発行し、独立系メンテナンス会社のサービスがメーカー系に劣らないという証明基準を設けていくという。「技術力を伸ばすことで市場から信頼を勝ち取り、業界全体の地位向上を図る」(鮎川氏)との信念のもと、5年後までに1000社の加盟を目指す。


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