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三井不動産 「新日比谷プロジェクト」着工 平成30年1月竣工予定

2015.03.30 16:50

「国際ビジネス・芸術文化」が街づくりのコンセプト
 三井不動産(東京都中央区)は、千代田区有楽町一丁目所在の「三信ビルディング」および「日比谷三井ビルディング」の跡地において「(仮称)新日比谷プロジェクト」として一体的な再開発を推進。今月23日に起工式を執り行った。尚、平成30年1月末に竣工予定。
 同プロジェクトは、オフィス・商業などから構成される大規模複合開発だ。周辺エリアを含めた「国際ビジネス・芸術文化都心『日比谷』の街づくり」の中核を担うプロジェクトであり、日比谷公園や周辺の劇場・映画館と連携した芸術文化発信や、国内外のベンチャー企業・中小企業の事業拡大および新産業創出などを支援するビジネス連携拠点として、昨年末に東京圏で初となる国家戦略特区の区域認定を受けている。
 同プロジェクトのマスターデザインには、ロンドンを拠点とする建築事務所「ホプキンスアーキテクツ」を起用し、歴史や立地特性を最大限に活かした同地に相応しい外装デザインやランドスケープを実現。また、同プロジェクトの商業施設ゾーンにTOHOシネマズ(東京都千代田区)の出店が決定し、都心最大級のシネマコンプレックスが完成する予定。日比谷は東宝グループ創業の地であり、同社およびTOHOシネマズは、国際的なエンターテインメントイベントの誘致・開催等、街の特長を活かした魅力や賑わいが溢れる街づくりを目指す。
 同社は、同プロジェクトを日本橋地区において推進中の「日本橋再生計画」とならぶ都心型スマートシティと位置付け、「国際ビジネス・芸術文化都心『日比谷』の街づくり」を通じて、東京の国際競争力強化に資する取り組みを一層推進していく。

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