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シャープ 暗闇でもカラー撮影が可能

2014.11.10 12:00

 シャープ(大阪市阿倍野区)は、業界初となる暗闇(0ルクス)の環境下でカラー撮影が可能な監視用赤外線カラー暗視カメラ「LZ0P420A」を開発、監視カメラシステムメーカーなど法人向けに販売する。
 同製品には、独立行政法人産業技術総合研究所(茨城県つくば市)と同社が共同開発した赤外線カラー暗視撮影用撮像素子(CCD)を搭載。近赤外光を照射することで、業界で初めて1暗闇(0ルクス)でのカラー撮影が可能に。また、高精細(1280×720画素)で滑らかな画像(30fps)が撮影できるほか、CCDを1個使用する単板方式を採用し、搭載カメラの小型化を実現。さらにHD-SDIの標準規格出力に対応しており、既存のカメラシステムからの置き換えが容易に行える。また同製品は昼夜を問わず、視認性の高い映像の撮影ができる。防犯用監視カメラはもとより、病院などにおける患者の見守り用途などにも展開していく。

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