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三菱電機　消費電力21%カットを実現

2014.10.20 16:29

　三菱電機（東京都千代田区）は、業務用低温機器「Ｒ４１０Ａコンデンシングユニット」の新製品として、運転圧力抑制機能の搭載により、既設配管の再利用を実現した「ワイドリプレースシリーズ」５機種を１１月下旬から順次発売する。
　「ワイドリプレースシリーズ」は既設配管の再利用により、低温設備入れ替えの省施工・短工期を実現。運転圧力抑制機能を搭載しており、既設のＲ２２冷媒機で多く使用されている配管の耐圧をクリアし、既設配管の再利用を可能にする。また冷媒の過冷却の制御により配管結露を抑え、既設配管の追加断熱施工が不要となり、省施工で設置可能。
　既設配管に残留する塩素化合物等異物を除去するリプレースフィルタを大型化することにより省施工・省スペース化を見込める。また高効率ＤＣインバータ圧縮機搭載で消費電力を削減や高効率インバータスクロール圧縮機の搭載により消費電力を約２１％削減し、リプレースによる省エネ性も兼ね備えている。