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大東建託 小規模保育で待機児童ゼロへ

2014.05.26 11:48

 待機児童ゼロを推進する横浜市は、4月から小規模保育モデル事業を開始し、第1号施設となる小規模保育施設を大東建託グループのケアパートナーが運営することになった。同社は、平成25年4月から保育所である「キッズパートナー綱島」を運営しており、その実績等が評価され同市から同施設の運営を依頼された。
 同施設は、定員20名以上の規模が必要な認可保育所に比べて規模が小さい施設となっており、定員は最大で19名、入園対象は0歳から2歳の児童となっている。政府はこのような小規模保育事業に補助金を支給することを決定しており、平成27年度から本格的に実施する予定となっている。
 入園式には多数の保護者も参加し、「半年くらい探してやっとみつけました。これで会社に復帰できます」や「周囲では1歳児を受け入れてくれる保育園がなくて、ここに入園できてありがたいです」など同施設を歓迎する声も聞かれた。
 同施設は同市初の新タイプの保育所となっており中型・大型の保育所が作りにくいであろう都市部の待機児童解消への切り札として期待されている。今後も子供たちの成長のために質の高い保育を提供し、共働きや働く女性の支援となるよう務めていくとしている。

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