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不動産証券化協会 予想超える盛況ぶり Jリート基礎的勉強会

2013.02.04 13:48

 株式投資を凌駕する魅力的な投資商品としてJリートに対する注目が高まっている。比較的少ない資本で投資ができ、なおかつ証券として売買・換金も可能なことから、不動産投資へ参入しやすくなった点も魅力といえるだろう。さらに、Jリートは配当分に法人税が課税されないため、毎期の利益の90%超が投資家に分配される。税引後配当の株式と比較しても非常に有利な制度となっているだけでなく、投資時期別の運用実績を株式と比較した場合では配当込みのトータル・リターンでは株式よりも安定的な収益を見込めることが判明しており、こうした有利な制度設計に合わせて、急激な上昇トレンドが加味され、認知度が拡大しているのだ。
 Jリートの注目度を図る指標となったのが、1月30日に不動産証券化協会(東京都港区)が開催した「Jリートの仕組みから動向までわかる勉強会」だ。毎年、報道関係者を対象に、Jリートについて商品特性や魅力といった基礎的な仕組み、Jリート市場動向などを解説するという文字通りの「勉強会」だが、今年の参加者は40名以上。「例年の参加者は10名前後」(不動産証券化協会関係者)というように、注目度の高さを物語る盛況ぶりだった。
 勉強会の内容は、同協会の調査部部長の高井良博氏と上席研究員の澤田考士氏が講師を務め、Jリートの基礎的な仕組みから、株式とは異なる魅力・投資メリット、さらに運用実績の検証や最新市場動向について解説する他、日本版ISAや物流不動産への注目、将来的に待望されているヘルスケアリートやPRE・インフラリートの組成における考察といった、Jリートのトレンドに踏み込んだ内容となった。
 今回はJリートに注目しているメディアが集結したことにより、最後の質疑応答も白熱。「投資口分割や利益超過分配金の他、現行制度で可能な志向性の高い取り組みは?」など、講師をして「基礎的な内容じゃない」と言わしめるマニアックな質問が続出するなど、参加者のJリートに対する期待の高さが窺える勉強会となった。


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