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常盤産業 オフィスの床を免震構造に

2013.02.04 13:34

 常盤産業(名古屋市中区)は、水平床であれば敷き詰めるだけで免震効果を得られる画期的な地震対策製品「ミューソレーター」を展開している。
 地震動に対して上部構造と基礎(地盤)とを区切って、上部構造に振動を伝えない構造が「免震」構造だが、同製品は「免震」システムを採用したもの。貸室内を免震床にすることが可能になる。
 同製品の設置方法は単純だ。厚さ1・6mmの薄肉鋼板(滑走プレート)と、厚さ2mmのステンレス製セルシートで構成。小さな突起物が無数に配されているセルシートを床に直接敷きつめた後、その上に滑走プレートを重ね合わせるだけ。2枚の鋼板はセル部分だけで接しているだけなので、摩擦係数は非常に低い。地震時には建物が揺れても摩擦係数の低い滑走プレートは揺れない仕組みだ。同社の実証実験では、低摩擦係数による免震効果として震度7相当が震度4まで低減することができる。さらに、想定外の振幅でスピンアウトしても搭載物に衝撃を与えることはない。導入・施工コストを考えると、什器の転倒防止対策に比べてコストパフォーマンスも優れている。
   「免震構造の貸室」としてリーシングに生かてみてはいかがだろう。


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