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三菱地所 「大手町ビル」内の本社にて実証を開始 既存ビル改修で日本初の省エネ空調システム導入

2010.07.05 16:08

 三菱地所(東京都千代田区)は、千代田区大手町の「大手町ビル」内の本社の一部を低炭素型オフィスに改修し、CO2排出量削減のための環境技術である「ハイブリット型天井輻射空調システム」、「LEDタスク&アンビエント照明システム」を導入し実証を開始する。
 今回の改修工事では、CO2排出量削減にとどまらず「輻射空調」による快適性の向上や、天井を高くすることによる居住性の向上等により、ビルの商品価値を向上させる。同社は今回の実証結果を踏まえ、新築ビル・既存ビル双方へのシステム導入を検討していく。
 同社ではこれまで「丸の内再構築」を中心とした新築ビル建設に際し、屋上緑化・高反射塗装・太陽光発電・高効率照明器具・LED照明器具・エアーフローウィンドウ等の環境配慮技術を積極的に採用し、CO2排出量削減に取り組んでいる。今後も最新の環境配慮技術導入と、早期実現が期待される環境対応策の実証を通じて、最先端の環境共生型まちづくりに取り組むとしている。

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