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日本土地建物 銀座にオフィス・住居の複合ビル竣工 自由度の高いオフィス空間とシャープな外観が特長

2010.01.25 11:00

 日本土地建物(東京都港区)が中央区銀座にて開発を進めてきたオフィスと住居による複合ビル「日土地銀座ビル」が竣工し、20日に竣工式が執り行われた。同社では「京ビル」、「日土地京橋ビル」、「日土地日本橋ビル」、今年10月竣工予定の「日土地日本橋イーストビル」など、中央区にオフィスビルを保有しているが銀座でのビル事業は初めてとなる。
 同ビルは銀座7丁目の昭和通りに面して立地しており、規模は地上12階地下1階塔屋1階で、敷地面積は1280・55㎡、延床面積は1万3038・27㎡である。「新橋」駅のほか、「銀座」、「東銀座」、「築地市場」、「汐留」の各駅が利用可能で、首都高速道路入口にも近い交通至便な立地となっている。また、中央区が制定した建築物の高さを規制する「新銀座ルール」に則り、住宅部分を確保することで容積率の割増を同ビルは受けている。
 オフィスはワンフロア800㎡以上の広々とした自由度の高いフロアが特長となっており、汐留シオサイトのオフィスビルとの調和を目的に取り入れられたガラスカーテンウォールの外観がシャープな印象を与え、オフィスと住居の一体感を創出している。
 住居は11階と12階に計17戸配置されており、パティオ(中庭)を囲む住居の一部には開放感のある吹き抜けやガラスブロックを使用した防音室が設けられている。なお、住居フロアへは専用エントランスから、エレベーターでのアクセスとなっている。

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