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東京建物/ほか 京橋三丁目で6社共同の大型再開発始動 環境モデルビルの整備とバリアフリー工事も

2009.10.12 17:36

 京橋開発特定目的会社、片倉興業、清水地所、第一生命保険、京橋三丁目特定目的会社、ジェイアンドエス保険サービスの6社は、東京都中央区京橋三丁目2番街区において共同での開発事業を行うことに合意するとともに、東京都に対して都市再生特別地区都市計画決定等の提案書を提出したと発表した。同事業は、東京建物(東京都中央区)が共同事業者6社からプロジェクトマネジメント業務を受託し、開発計画を進めているプロジェクト。同社自身も特定目的会社を通じて資金投下を行っている。
 敷地面積は約8130㎡で、地上24階地下3階、建物高さは約130m規模になる予定。延床面積は約11万6000㎡。事務所、店舗、交流施設、医療施設、子育て支援施設、駐車場等に利用される。平成22年秋に新築工事に着工し、平成25年春に竣工する予定。今回の開発では、建物低層部分に重層的な緑化空間である「(仮称)京橋の丘」、幅広く環境改善に取り組む「(仮称)京橋環境ステーション」のほか、大規模テナントビルとして先端的なCO2削減モデルビルの整備を行うとともに、京橋駅を中心とした地上および地下の歩行者ネットワーク形成を図るため、地下鉄駅施設のバリアフリー化と地域に開かれた地下広場等の整備を行う。また、国際化に対応した医療施設や子育て支援施設の機能を導入するなど、都市再生における環境改善を促進し、東京の都市環境の向上を図っていく。

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