週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2009.10.19 15:14

■汐留地区、港区画街路第4号線完成
 10月14日、東京都が整備を推進してきた汐留土地区画整理事業において、JR線と交差する約80mの道路(トンネル)が完成し、港区東新橋二丁目から東新橋一丁目の間(約80m・幅員18~27m)に、港区画街路第4号線が開通した。これにより、汐留地区内の往来の利便性が向上し、地区全体のさらなる活性化に貢献する。東京都では、地元地権者で組織する「汐留地区街づくり連合協議会」と連携し、道路照明や歩道塗装などのデザインや材料を工夫することにより、高品質なまちづくりの実現に取り組んでいく。

■ユザワヤ吉祥寺店、来年2月で閉店へ
 手芸用品等の販売を行うユザワヤ商事(東京都大田区)は、JR「吉祥寺」駅前に立地する「ユザワヤ吉祥寺店」を平成22年2月末で閉店すると発表した。閉店の理由は、同店舗が入居している京王吉祥寺駅ビル建て替え工事のため。新ビルは平成26年に完成予定で、ユザワヤが核テナントとして再出店する。それまでの代替店舗として、平成22年4月から「吉祥寺丸井店」がオープンする。売り場面積は2フロア2954m2になる予定。

■ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人が投資主優待制度導入
 国内ホテルやリゾート施設の運用を行う投資法人、ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人(東京都港区)は、J-REITとしては初となる投資主優待制度を導入した。既存投資主の満足度の向上、および投資主の裾野拡大を図ること等を目的としている。優待内容は、投資主1名毎を対象に、対象ホテルの宿泊費用を定価から50%割引する券5枚、および2レストラン20%割引券5枚を配布するもの。

■富裕層の金融資産は平成20年9月から半年で約3割減少~野村総研
 野村総合研究所(東京都㎡代田区)は、平成21年3月から4月にかけて、全国の高額納税者297名を対象にした「富裕層アンケート調査」を、また同年7月から8月に全国の20~74歳の男女計1472名を対象にした「金融商品についてのアンケート調査」を実施した。その結果、すべての階層において金融資産は減少、富裕層の金融資産のダメージが最も大きく約3割が減少、全階層において現金・預貯金の比率が上昇した結果となった。金融機関以降は、全階層において安全性を重視する傾向になっている分析もなされている。

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