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三菱地所/鹿島建設 仙台市街中心に大型オフィスビル竣工 竣工後は特定目的会社からアセット受託

2008.08.04 17:17

 三菱地所(東京都千代田区)と鹿島建設(東京都港区)が共同で開発を進めている「東二番丁スクエア(旧名称(:仮称)仙台一番町四丁目ビル)が、7月29日に竣工する。
 同物件は、敷地面積3197・42㎡、地上14階地下1階の規模で、延床面積は2万8239・71㎡。1階が店舗。2階から14階までが事務所用途となっている。仙台市のメインストリートである東二番丁通り沿いの立地にあり、視認性の高い物件だ。事務所部分の基準階は約468坪、天井高さが2800mmと、仙台地区最大級の規模を確保している。
 Low-Eガラスカーテンウォールが空間を更に開放的にさせているほか、制震ダンパーの設置により高い耐震性を確保、またバリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)に適合した設計など、先進のビルとなっている。
 敷地内には、各種イベントの開催が可能となる街角広場や、光と水で賑わいを彩る壁面ディスプレイなどを設け、近隣住民やオフィスワーカーの憩いの場となることを目指すとしている今。後の運営方針に関しては、三菱地所と鹿島建設が、両社出資の特定目的会社「はやて特定目的会社」より、開発業務およびテナントリーシングを受託、竣工後はアセットマネジメントの担当も行っていく。

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