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森ビル 芝5丁目で中規模オフィスを開発 快適な室内環境と環境負荷軽減実現する設計

2008.08.04 17:16

 森ビル(東京都港区)は、東京都港区芝において進めてきた「(仮称)芝五丁目計画」の本体建設工事着手に向け、準備を進めており、開発の進捗状況等を公開した。
 同計画は、東京都港区芝5丁目の、敷地面積495・29㎡上に地上8階延床面積2999・63㎡の事務所を開発するもの。竣工は平成21年の9月を見込む同社のオフィスビル事業のノウハウを最大限に活用し、周辺企業の分室対応のほか、中規模ながら本社機能としても活用できる機能性とデザイン性を兼ね備えたビルグレードとなっている。
 三田通りに面する西側は、エントランスに緑と広がりのある空間を設け、ファサードは縦基調のデザインを採用している。周辺の街並みや景観との調和を図ると同時に、庇(ひさし)やルーバーを採用することで、西日の影響や騒音の低減を図り、快適な室内環境と環境負荷の軽減に配慮。
 その他にも、屋上緑化を施すなどの工夫が凝らされており、機能性、環境双方における最新の取り組みが導入されている。また、低層部には地域の人々が利用可能な施設を設け、更なる地域の活性化と発展に取り組んでいくとしている。

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