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コンステック/ほか 「リアネットE工法」の技術評価取得 実証と実績に裏付けされた工法

2008.07.21 15:55

 コンステック(大阪市中央区)、NTTファシリティーズ(東京都港区)、三菱樹脂(東京都中央区)の3社は、共同開発した「リアネット工法」が技術評価(審査証明)の有効期間である5年目を迎えるにあたり、新たに「リアネットE工法」と名称を変更し、更新ではなく新規での技術評価を取得した。「リアネットE工法」の「E」は、EarthquakeMeasure(地震対策)の頭文字「E」から採用。地震対策として、優れた剥落防止工法であることを表現したものである。
 この評価取得にあたり、更新ではなく新規とした理由は、耐震実験及び実際の大地震において、剥落のみならず、ひび割れも生じなかったという実証・実績に裏付けされた剥落防止工法として、第三者機関の評価を得たかったため。
 また、「リアネットE工法」は、高弾性アクリルゴムによる優れた伸び性能と外的劣化因子の遮断性能はそのままに、ひび割れ追従性とコンクリートの中性化・塩害抑制性能を有している。
 なお「リアネットE工法」への変更に当たり、以前は高さ45mまでの建物にしか適用できなかったのが、建物高さ60mまで適用範囲が拡大され、高層ビルにも対応できる外壁剥落防止・防水補修工法となっている。

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