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三井不動産販売 団塊の世代にビジネス拠点提供 各自の事業展開で生じる不動産ニーズ獲得を視野

2007.07.23 16:28

 三井不動産販売(東京都新宿区)は、団塊の世代を対象とした新たなビジネス拠点、「相創の場」を日比谷三井ビルディング内に開設する。
 民間企業・官公庁・各種団体などにおいて管理職を経て、退職(退職予定含む)した経験・人脈豊かな個人を中心としてメンバーを募り、初年度は100〜150名程度の参加を見込む。同時に個人メンバーの経験・人脈を活用し、ビジネスを創出していきたい法人メンバーも30社程度募り、個人メンバーとパートナーシップを結んで活動を進めていく仕組みを作る。施設内では各種セミナー開催の他、メンバーサイトのSNS機能を活用して常に情報交換を行う事で会員間のコミュニケーション向上を図っていく。
 同社では「相創の場」の開設を、不動産情報ルート拡大戦略の一環として位置づけている。団塊の世代が集うオフィスと何時でもコミュニュケーション可能なバーチャルな場(「相創の場」ポータルサイト)を提供することにより、各会員はその空間を自由に使い、新たな人脈の獲得、ビジネスの創出、社会的活動を組織に所属することなく行うことが可能となる。「相創の場」を通じて団塊の世代のビジネス・起業などを様々な形で支援する結果として、会員相互の様々なビジネスの場面で発生する不動産ニーズを獲得する狙いだ。

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