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不動産業界往来

2007.07.23 16:26

■日本管財他、ユニディオとパイプライン契約
 日本管財(兵庫県西宮市)およびGALILEOJAPAN(東京都港区・以下GJKK)は、ユニディオコーポレーション(東京都千代田区)が開発する不動産を優先的に取得する権利を得るパイプライン契約を締結する。GJKKは、豪州証券取引所に上場する不動産ファンド「ガリレオ・ジャパン・トラスト」のAM会社で、日本管財子会社の東京キャピタルマネジメント(東京都港区)と共同で物件取得から期中運用などAM全般を手掛ける。手始めにユニディオが開発した商業施設「シュロアモール筑紫野」、「シュロアモール長嶺」を取得する予定だ。

■ダヴィンチ、豪州のファンド運営会社取得
 ダヴィンチ・アドバイザーズ(東京都中央区)は、オーストラリアにおいて不動産ファンド事業を展開していくために、同国内の法人であるQuantumGroupHoldingsPty社の発行済株式総数の80%を2080万オーストラリアドルにて取得した。子会社化した上で、Quantum社と業務提携を行なう。同社が日本国内の不動産を投資対象としたファンドを組成し、Quantum社がオーストラリア国内の投資家に対する出資の募集と運用を実施。また、Quantum社がオーストラリア国内の不動産を投資対象としたオポチュニティファンドを組成し、同社が抱える国内外の年金、財団、基金などの投資家に対して出資を募集、Quantum社が運用を行う。

■アールインベストメント&Dが本社移転
 不動産再生および不動投資事業を展開するアールインベストメントアンドデザインは、東京都千代田区三番町のRE-KNOW三番町から東京都港区赤坂2-17-22赤坂ツインタワー本館16階に移転する。新本社での業務開始日は、7月30日(月)だ。なお、RE-KNOW三番町は、同社がサブリースしていたビル。

■2006ビジョン・アワード大和ハウスが総合9位
 大和ハウス工業(大阪市北区)が、毎年発行している年次報告書「アニュアルレポート2006(英語版)が、米」LACP主催のアニュアルレポートコンテスト「2006ビジョン・アワード」の総合(トップ100団体)で2500団体以上の中から世界第9位と上位入賞を果たした。また、“最優秀財務レポート”部門で世界第1位となったほか、”不動産・REIT”部門では3年連続で世界第1位となった。

■東急グループ、タイムシェアリング商品で提携
 東急不動産グループのタングラム斑尾(東京都渋谷区)と、東京急行電鉄の100%子会社である東急ビッグウィークステーション(東京都渋谷区)は、タイムシェアリゾート分野で提携する。具体的には、タングラム社が新たにタイムシェアリング商品(週単位の利用権)「ホテルタングラム」(長野県上水内郡信濃町)を発売し、東急ビッグウィーク社はこの販売業務を行う。また、同施設を東急ビッグウィーク社の運営する利用権相互交換システム「ビッグウィークバケーションネットワーククラブ」の加盟施設として、新たに発売するタイムシェアリング商品と他の加盟施設との相互交換利用を実施する。

■シノケン子会社の商号を変更
 シノケン(福岡市博多区)は、金融子会社のSHKをSG・コミュニケーションズに商号を変更した。同社は家主向けローンの他、入居者の敷金ローンなどの融資を展開している。

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