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インテリックス 人件費増加しても営業利益は前期比1・8倍 年間1万件の物件情報前期は927戸を取得

2007.07.23 16:35

 マンションを一戸単位でリノベーションする事業を展開するインテリックス(東京都渋谷区)が、7月12日発表した平成19年5月期連結決算報告では、連結営業利益において、人員を182人から234人へと増員したことによる人件費の増加があったものの、これを含む営業利益が前年比の1・8倍となり28億2900万円となった。また、経常利益は前期比1・9倍の21億1200万円で、当期純利益は前期比2倍の12億1300万円となっている。
 リノベーション事業においては現在競合企業が増加している状態であるが、新規参入の企業に比べ、情報量と実績において十分な競争力を保っているとし、月間で1700件の情報を入手、年間1万件の下取りオファーが来ているという。1月〜6月合計ではその内約10%にあたる927件を仕入れたという。
 「現在、郊外の新築は供給過多ですので、セカンダリー市場は主に供給の少ない都心で拡大しています。当社の『リノヴェックスマンション』も現在は都心に注力しております」(代表取締役社長山本卓也氏)
 また、継続してオーナーチェンジ物件の取得を推進している。たな卸資産350億円のうち、オーナーチェンジ物件が113億円。賃貸収入は前期比2・5倍の10億7400万円で、総利益を押し上げる形となった。

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