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エスウェル 日本ウェーブロックと業務提携「ラップコート」の販売・施工を促進

2007.02.19 11:24

 ワックス掛けが不要となるコーティング「ラップコート」を展開するエスウェル(東京都中央区)は、各種シートの製造販売を行うウェーブロックホールディングス(東京都中央区)子会社の日本ウェーブロック(以下JWL)と業務提携を行う。
 「ラップコート」は透明の特殊ウルトラハードコーティングを施したポリエステル系樹脂フィルムを直接床材に貼り、トップコートを重ねることで、ワックスの概ね1・5倍の光沢性を実現。光沢の持続性も高く、VOC(揮発性有機化合物)を含まないため、大手フランチャイズチェーン、教育機関及び病院などから数多くの引き合いがあるという。同社は設立1年のベンチャー企業だが、既に複数の大手コンビニチェーンが採用を決定している。
 JWL内に専属チームを設置し、販売・施工のネットワークを築くとともに、次世代製品を含めた、開発・生産・技術面における積極的な協業を進めていく。なおJWLはエスウィルの議決権26%を取得しており、ウェーブロックホールディングスグループから取締役2名が就任する予定だ。

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