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アーバンコーポレイション 大阪・茶屋町で複合開発プロジェクト着工 設計を安藤忠雄建築研究所に依頼

2007.02.19 11:22

 アーバンコーポレイション(広島市中区)は、大阪市北区茶屋町7-20で開発計画を推進していた大阪・茶屋町高層複合開発プロジェクト「(仮称)アーバン茶屋町プロジェクト」を今年4月に着工する。
 同プロジェクトは、平成17年に取得した大阪東急ホテル跡の敷地2673・40㎡にホテル・住宅・商業からなる高層複合ビルを計画するものだ。建物の規模は地上23階地下2階で、延床面積2万4360・70㎡となる。設計を受け持つのは安藤忠雄建築研究所で、プロジェクトに関して安藤忠雄氏は、「本プロジェクトの建築のコンセプトは、昼夜を問わずに絶え間なく脈動し続ける、都市の『スピード感』だ」と語っている。
 全体は住宅(地上10階〜21階)・ホテルゾーン(地上10階〜23階)を納めた高層部分と、それを支える商業ゾーン(地下1階〜地上7階)を納めた低層部分という、明快な二層構造をとる。商業部分にはグルメスーパー、デイリーライフショップ、インテリア、オーガニックレストラン、フィットネススタジオなどのテナント誘致を検討しており、高層部分は最上階にチャペル・バンケット、10階〜21階には同フロアにデザインホテルとホテルサービスと連動したサービスアパートメントを計画している。
 なお、コンセプトメイクなどの企画を入川スタイル研究所とカフェカンパニーが手掛ける。竣工は平成21年3月を予定しており、同年6月のオープンを目指す。

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