週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

アマノ 大型施設のハード床向け床面洗浄機を発売 日本人向けのコンパクト設計小型ながら清掃巾64CM確保

2006.03.27 17:00

 アマノ(横浜市港北区)は、床面積が3000㎡〜4500㎡クラスのホームセンター、GMS、倉庫、モール街、ターミナルビル・空港ロビー・病院など広いエリアのハードフロアを効率的に清掃できる、自走歩行式自動床面洗浄機「SE64ON」を発売した。
 清掃巾60クラスで最小のコンパクト性を有しており、日本人体型に合せて本体の巾・高さともに小さくコンパクトにさせながら、清掃巾64を確保(独立13インチブラシ/パッド×2個搭載)。凹凸のある床でもタイル目地でも高い汚水回収性能を発揮する新開発スキージ採用することで、汚水の吸引・水切り性能が従来機に比べ、大幅に向上。同社によれば「もう、二度拭き走行は必要ありません」という。また、スキージゴムの耐久性もアップさせている。
 これまでこの巾サイズの製品は、大型の外国製品が中心であったため、少し大きい・旋回しずらい・前方が見えにくいなど、作業面での問題を抱えることが多かった。そのためコンパクト機は待ち望まれていたようだ。
 なお、洗浄部カバーはフロントオープン方式を採用し、ブラシ/パッド台のレバーを引くことにより、楽に2つのブラシ/パッドを交換できる。清水タンク・汚水タンク容量も55リットルと大きいため汚水タンク内の清掃も簡単な省メンテ仕様だ。操作に関しては、ハンドルグリップの回転操作で細かな低速作業から時速3・8kmの高速作業まで可能。走行コントロール機構により、作業者の作業レベルに合った安全な作業が行なえる。
 なお、本体価格は197万円(税別)、別売りの専用充電器は11万円(税別)となっている。

PAGE TOPへ