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<不動産の新形態>SFビルサポート 150坪クラスのビルでも契約 滞納賃料保証事業が好調な滑り出し

2006.03.06 17:25

 サンフロンティア不動産(東京都中央区)100%子会社のSFビルサポートが昨年9月から展開している賃貸保証システム「ASONE」が好調な滑りだしを見せている。
 このサービスは、賃貸住宅などで利用が増えている滞納賃料保証の事務所・店舗版。これまでも同様のサービスを提供する事業者はいたが、賃料が高額になるオフィスの場合、引き受ける事業者が少ないことや、信用力に乏しいオフィス利用者が使用を求めるケースが多かったため、ビルオーナー側から受け入れられず、利用が進まなかった。
 「信用力に乏しいテナントを入居させるために、サービスを使うのではなく、車の任意保険のように、万一に備えたサービスとして用意しているため、リスク管理に敏感な貸ビル会社に利用してもらっています」(石崎氏)
 滞納賃料保証というと、小規模オフィスだけで使用されている印象もあるが、同社のユーザーには150坪のスペースを賃貸するオーナーもいるという。
 利用料金の目安は賃料の1ヶ月分+5万円だが、部屋の広さや企業の信用力に応じて増減するオーダーメイド型のサービスになる。
 「親会社の本業であるテナントリーシング業務をサポートすることが目的ですが、自社で客付けする物件以外でもサービスを提供していきます」(石崎氏)

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