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プロロジス オーダーメイド型物流施設 国内物流の戦略拠点に建設

2007.11.26 17:22

 物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(日本本社:東京都港区)は、11月19日に物流施設「プロロジスパーク岩槻」の起工式を行った。
 同施設はビルド・トゥ・スーツ型(特定企業向け/オーダーメイド型)で、竣工は平成20年8月を予定している。竣工後は大手消費財メーカーへ長期間賃貸される。
 同施設は敷地面積は1万7280㎡、計画延床面積は3万1842.05㎡の規模で倉庫内有効高さが6mの地上4階建ての専用大型物流施設。建設予定地は大手飲料メーカーなどの物流センターが集まる岩槻工業団地内の一角にあり、国道16号線が接続する東北自動車道岩月インターチェンジまで5.5km。東北自動車道へのアクセス、東京都心、埼玉県内、千葉県、神奈川県へのアクセスも容易である。関東圏および東北地域を効率的に広くカバーできることから、国内物流の戦略拠点として優れた立地メリットを有している。
 「プロロジスパーク岩槻」が加わることによい、同社が埼玉県内で開発および運営するプロロジスパークは計10棟となる。国内では計86施設、総延床面積381万8000㎡を運営・管理していることとなる。
 プロロジスは物流施設(物流倉庫・物流センター)専門の不動産会社として、日本全国を網羅する物流ネットワークを構築する予定。今後も戦略的物流施設を開発、取得していくとしている。

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