不動産トピックス
【第28回不動産ソリューションフェア&シンポジウムみどころ】セミナー「2027年の東京都心のオフィスマーケットと地方都市の市場分析」
2026.09.14 10:29
10月15日(木)B会場 10時30分~11時20分
講師 ニッセイ基礎研究所 金融研究部 不動産投資チーム 上席研究員 吉田資氏
貸ビル業を行う不動産オーナーやデベロッパー、PM・BM等を展開するビル管理会社なども注目するセミナーが、来年のオフィスマーケットについて、今年もニッセイ基礎研究所(東京都千代田区)不動産投資チームの吉田資氏が「2027年の東京都心のオフィスマーケットと地方都市の市場分析」を行う。
セミナーでは、最新の東京都心5区におけるオフィスマーケットの調査結果を報告。「Aクラス」と分類される大型・築浅のオフィスビルを中心に、各エリアの空室率や賃料相場等も含めて述べる。ここ1~2年ほどで多くの企業が新卒採用活動の強化や既存社員の定着および満足度向上も視野に入れた拡張移転、オフィス環境改善へ投資する動きが増えている。新築や築浅のオフィスビルへ移転する動きにつながっており、Aクラスビル全体での空室率低下や新規成約賃料の上昇も見られる。吉田氏はこれら要因も説明しながら、現状のオフィスマーケットとともに、今後のマーケット予測を語る予定だ。
また今回も東京都心のオフィスマーケットだけでなく、地方の主要都市も含めた今後の見通しを説明する。概ねどの都市も堅調に推移していると思われるが、それでも都市によっては濃淡があり、懸念点もなくはない。今後も成長性のある・伸びしろのある都市の紹介やベンチャー・スタートアップの集積に注力している都市、一方労働生産人口の減少が感じられる都市なども話す。全国規模で不動産賃貸業や不動産の開発事業を展開する企業にとっては、必見のセミナーとなる。
吉田氏は「新規オフィスの供給量がグッと落ち込む都市では、今まで以上に空室率低下や成約賃料の上昇が見込まれるでしょう。不安材料もありますが、堅調に推移していくと思われます。とはいえ、昨年もお話ししましたアメリカでのIT系人材の大量解雇の流れなどもあり、いずれ日本にも波及してくる可能性はあります。様々な課題や懸念点を踏まえて、今後のビル賃貸業に準備することが重要となってきます。今のうちにポジティブ面だけでなく懸念事項も把握しておいた方が良いと思います」と語った。
現状自社のビル賃貸業が順調に進んでいるオーナーも、昨今のオフィストレンドや最新のマーケット動向を学ぶことで、今後の役に立つと思われる。ちなみに今年も参加後には、名刺交換した方に投影資料を提供可能とのこと。年々投影資料を参考に、自社の不動産事業へ生かす管理会社や不動産アセット会社が増えている。ビルオーナーも参考にしてはいかがか。
<週刊不動産経営9月14日号紙面より>



