不動産トピックス

今週の一冊

2020.02.26 22:24

初心者でも安心、投資のイロハを学べる指導書

図解 不動産ファイナンスの仕組み
著者 山下 章太
出版 中央経済グループパブリッシング
発行 2020年2月20日
価格 2500円(税別)

 近年の日本では、極端な低金利政策が続いている。低金利によって不動産物件の購入時における資金調達環境が劇的に変化し、不動産価格が上昇を続けているというのが目下の状況だ。また、低金利によって国債などの資金運用環境が悪化しており、より高利回りが期待できる不動産への投資が、投資家の注目を集めている。
 不動産はローカルビジネスといわれることが多いが、金融と密接に関わる不動産はグローバルな経済環境の影響を大きく受ける。不動産市場の今後を見極めるためには、マーケットの仕組みから足下の環境分析、そして社会・経済の国際情勢を広くカバーする必要がある。本書は不動産バブルともいうべき昨今の市場が、いつ転換点を迎えるのか。そしてその転換点に備え何をすべきか、不動産・金融に精通した著者が論じている。
 資産運用の際に検討される不動産、株式、債券といったそれぞれの違いなど、投資に関する基礎的な知識から、投資対象として見た場合の不動産の種類、資金調達の方法、安定したキャッシュ・フローを確保するためにすべきことなど、これから不動産投資を始めようという投資家にもお勧めしたい指導書だ。


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