不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2019.12.16 14:27

■三井不動産(東京都中央区)及び三井不動産ビルマネジメント(東京都中央区)は12日、霞が関ビルディング前「霞テラス」にて「ゆく年くる年!霞が関でミニブタとハリネズミに触れ合おう!」を開催した。
 同イベントは霞が関で働くワーカーに癒しの時間を提供することを目的として、2013年から開催されている。昨年は子犬とミニブタがお披露目され、多くの人々に癒しを提供した。今年は、「亥」にちなんだミニブタに「子」にちなんだハリネズミがお目見え。イベント当日はミニブタ・ハリネズミとの触れ合いを求め、近隣のワーカーが多く訪れた。
 また、動物と一緒に写真を撮ることも可能。イベント参加の記念となったこと間違いなしだ。

■VCがスタートアップ・ベンチャーのためのオフィスビルを運営している。それがANRI(東京都渋谷区)が運営する「Good Mornig Building by anri」。同社が出資するベンチャー企業を中心に入居する。
代表の佐俣アンリ氏は「ベンチャーはカルチャーと似ていて、イケてる人たちがいるところに集まってくる。ここには将来性のあるベンチャーが揃っています」という。シード期の企業への出資を中心としている同社。出資の基準として「人を8割、ビジネスモデル2割」の基準で見ているという。
 IT系企業が集まる渋谷エリア。「渋谷」駅、「表参道」駅から6分の位置に立地して、閑静な場所にある。このビルでの取り組みについて、追って取り上げる。

■とあるビルオーナーに不動産購入のポイントを伺う。最近、「掘り出し物」物件があったそうだ。まずはエリアを定め、日頃から売り物が出ないかチェックをしていたという。と、ここまでは予想の範囲内だが、その次に出てきたポイントには思わず膝を打った。「どう見ても空室なのに、リーシングしている気配がない物件がありました。このオーナーは売り急いでいるに違いないと睨みました。結果、思ったとおりでしたね。なかなか良い値段で購入できましたよ」とのこと。なるほど。空室が続いているような物件なのに「テナント募集」の張り紙がないということは、オーナーは満室募集の必要性を感じていない、ということか。なるほど。満室にしたうえで売却する方法もあるであろうが、さすが不動産オーナー、自身も売却側に回ることもあるからか、その心理はよくお分かりのようだ。

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