不動産トピックス
第20回不動産ソリューションフェア見どころ紹介・事故物件の専門家が登壇 不動産投資におけるリスク回避法伝授
2018.10.09 17:48
10月16日・17日の両日セミナーを開催
1964年に創業し、投資家向けにCX(商品先物取引)やFX(外国為替証拠金取引)に関するサービスを提供しているサンワード貿易(東京都新宿区)。同社は「不動産ソリューションフェア」に今回初めてブース出展するとともに、10月16日・17日の両日にわたり実践セミナーを開催する。
実践セミナーにて登壇するのは大島てる氏。同氏といえば、同名の事故物件情報サイトの運営で業界内に広く知られる人物である。自殺や殺人事件など、事件・事故で死亡者の出た物件を指す用語として、賃貸住宅市場では事故物件を知らない者はいない。高齢者の一人暮らしが増加傾向にある現代では孤独死が社会問題となっており、凶悪事件などの増加も相まって事故物件となる事象は年を追うごとに増えている。不動産オーナーの視点で考えれば、所有物件で事件・事故が発生してしまうと市場において事故物件の烙印が押されてしまい、その後の稼働を著しく低下させる原因にもつながりかねない。今回のセミナーでは、不動産投資家に向けた「事故物件を回避する投資物件の選び方」や「所有物件が万が一事故物件になってしまった場合の対処方法」などを主なテーマとし、事故物件の情報収集・提供に関する第一人者である大島てる氏が解説する。また、大島氏の講演後にはサンワード貿易のスタッフと「意外と知らない、FXと不動産投資の共通点!?」というテーマで大島氏を交えてトークセッションも行う予定。セミナー後にサンワード貿易の出展ブースに立ち寄った聴講者には抽選で大島氏の著書をプレゼントする予定となっている。不動産投資のリスクの一つである事故物件について、知見を広めるチャンスといえるだろう。