不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2017.06.05 11:14

■環境に優しいロックウール吸音天井板用のリニューアル塗料「ぱうだあコート」の販売を手掛けるぱうだあコート(東京都西東京市)は、先月31日から今月2日の3日間にかけて東京・有明の「東京ビッグサイト」で開催された展示会イベント「建築再生展2017」にブース出展。「ぱうだあコート」の有用性を来場者にプレゼンした。  同社の出展ブースは会場入口横という絶好の位置。展示会イベントのブース位置は先着順や抽選など、決定方法はイベントによって様々であるが、代表取締役の大谷恭司氏によれば、今回のブース位置は抽選で決定したとのこと。「主催者が独自に実施した抽選で、見事に入口横の位置を案内して頂きました。運に恵まれましたね」と笑顔を見せた。「建築再生展2017」では、同じく天井材のリニューアル用塗料「シーリングマジック」の販売・施工を行うTS東京(東京都新宿区)も出展。同社との関わりも深い大谷氏は「『ブース位置を交換してほしい』と言われました」と冗談交じりに語った。 ■ビル管理などを行っている第一サービスソリューションズ(東京都新宿区)の赤羽営業所で展開している巡回清掃サービス「おそうじ出前」。同社ではこのサービスを展開するにあたって、清掃員用の制服を導入している。青色と桃色の2色あり、早朝だけでなくオフィス稼働時間の昼間でも清掃が行えるよう「見せる」工夫をこらしている。  が、悩みもあるようだ。営業所長の鈴木英男氏によると「制服を着て汗だくになって帰ってくるスタッフをみると、より動きやすいものにしたほうがいいかもと思うときもある」という。  「見せる」ことと「動きやすさ」のバランスを取るのも一苦労のようだ。 ■横浜市を中心に不動産仲介・管理を手がけるやまゆりエステート(横浜市中区)。新たに始めた事業は「貸しスペース」だが、ただの施設ではない。「ファンタジースペース~夢見る白雪姫~」をテーマにした「メルヘンの国」だった。  施設名は「セーブポイント」。「七人の小人」を想起させる巨大キノコが室内にあり、物語の世界観を体現。カフェとしても機能する。代表取締役の桑島順一氏によると「テレビ番組の撮影や新人アイドルのイベントスペースとして活用されている」とのこと。オシャレなデートスポット横浜元町の新たな新名所となるか、注目したい。 ■不動産投資家の舛添菜穂子氏は戸建て投資を得意とし、親しみを込めて「パート主婦大家なっちー」の愛称で知られる。投資ノウハウ本も出版しているが「本を出版してからか、明らかに競合が増えて戸建て物件を取得するのが難しくなってきた」と困り顔だ。そうした中、投資対象を「団地」に変更。圧倒的な利回りをたたき出している。新たについた異名は「団地妻投資家」との噂が……。

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